AMPLIFIERS
《AMP HEADS》
Hughes&Kettner / TriAmp MKII
Valves | Groove Tubes / GT-12AX7-R2 (×9), GT-E34LS Quartet |
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Option | MSM-1 MIDI Module (HUK-MSM1) |
《SPEAKER CABINETS》
MESA BOOGIE / 4x12''Recto Standard Armor Slant
Upper Speaker | CELESTION / Vintage30 (×2) |
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Lower Speaker | Electro-Voice / EVM12L Classic 8 (×2) |
《SOUND ISOLATION RISER》
現在のメインセッティングは、マーシャルJCM2000でリード&クランチ。ARTのPOWER PLANTからCADのコンプを通過し、それをマーシャルのパワー部に送ってクリーンサウンドを作っています。キャビネットは1960Aで、その下に敷かれているのがオーラレックスの吸音ボードです。吸音と言っても決して音を吸い取ってしまうものではなく、むしろスピーカーからの音のエネルギーを床に逃がさないよう、また、床との振動によって発生する音の濁りを遮断する役割を担っています。結果、前方あるいはマイクに最大限音のエネルギーを伝達することができるわけです。さらにライヴにおいてはドラムからの振動をシャットアウトする効果ももたらしてくれます。
[Report Information]
EFFECTS UNIT
- A. MENATONE / The J.A.C (Compressor)
- B. MENATONE / Red Snapper (Booster)
- C. MENATONE / Blue Collar (Over Drive)
- D. HUMAN GEAR / RMC Wizard Wah (Wah Pedal)
- E. DOD / Phaser 201
- F. t.c.electronic / SCF Stereo Chorus Flanger
- G. MXR / dyna comp
- H. BOSS / Dimension C <DC-2> (Digital Chorus)
- I. Jim Dunlop / TREMOLO STEREO PAN <TS-1>
- J. Digitech / Whammy (Whammy Pedal)
- K. CARL MARTIN / HOT DRIVE'N BOOST mk 3 (Over Drive)
- L. DOD / Overdrive Preamp/250
- M. MENATONE / The Mail Bomb (Envelope Filter /Touch Wah)
- N. MENATONE / King of the Britains(前期モデル)
- O. ROCKTRON / Mike Orland Signature Wah
- P. CAD / CGM-2 CHAMP (Stereo Compressor + Dynex)
- Q. BOSS / GT-8 (Guitar Effects Processor)
- R. t.c.electronic / G-SYSTEM [GFX01] (Effects Processing Unit)
- S. t.c.electronic / G-NATURAL (Multi Effect Floor Processor)
- T. FISHMAN / AURA SPECTRUM DI
- U. SX / STOMPBOXII
- V. YAMAHA AG-Stomp Acoustic Guitar Pre-Amplifier
[Interview Information]
http://tcelectronic.co.jp/Default.asp?Id=8895&AjrThmPg=2
メインはメナトーン。とても原音に忠実で、ピッキング・ニュアンスをそのままアウトプットしてくれます。
コンプは3種類を使い分けます。派手な『潰し感』が欲しい場合にはダイナコンプ。粒を揃えたい時にはCADといった具合に。
同じく歪み系も、ナチュラル・ブーストはレッドスナッパー。ファットさを求めるならカールマーティン。密度と伸びが欲しい場合はブルーカラーといったところ。
しかしながら、それらすべてをズラっと直列に並べてスタンバっておくようなことはしません。使いたいモノだけをその都度ギターとアンプとの間に接続して使用しています。(ヴォリューム・ペダルはライヴでのみ使用)
ライヴでは、G-SYSTEMを用いてアンプのチャンネル及びエフェクト切り替えを行っています。
その際にパッチされるコンパクト・エフェクターはウィザード・ワウ、JAC、レッドスナッパーそしてブルーカラーとなっています。また、CADをトータル・リミッター的な役割でアンプのセンドリターンに通し、シリーズではなくパラレル接続でコンプレションされた音を原音にブレンドするイメージで使用しています。ちなみに、プリセットの際は曲順通りにバンクを用意して(演奏する曲の数だけバンクがある状態)、それぞれの曲の音色ごとに音量やテンポに合ったディレイタイムなどを入力していきます。
エレアコのプリアンプとして使用しているARTにもCADのもう一方のチャンネルをセンド・リターンさせ、空間系エフェクトのQ20(G-SYSTEMでコントロール)を原音とは別に卓に送っています。(合計で3ch)
エレクトリック・ギター用のマザーシップとして使用しているG-SYSTEMに続き、現在はアコースティック・ギター用にG-NATURALを導入しています。操作感はG-SYSTEMとほぼ同感覚でありながら、随所にアコースティック・ギター用に特化したチューニングが施されており、いわゆる『カユいところに手が届く』仕様となっています。それに伴い、各ギターやプレイ・スタイルに応じての音質・音量バランス調整も容易に行えるようになりました。また、1曲の中でも音色をガラッと変化させてみたり、ソロで音量をアップさせることも可能なため、特にライヴにおいてはこの上なく頼もしいパートナーとなりました。
N.
メナトーンのモニターかというくらい同社の製品をメインで使用しているわけですが、本当に「使える」ものばかりなんですよね。よくある「激太サウンド」とか「チューブ内蔵」をウリにするのではなく、「使ってみれば分かるから」という作り手の心意気が伝わってくる。それがメナトーンの印象です。
King of the Britainsはキャラクターとしてはマーシャル的なディストーションで、非常に分離が良くストレートなサウンドです。
O.
本来ワウペダルなんてものは、気に入ったものがひとつあれば十分なのですが、このワウの最大の特徴は、ミキサーなどが無くてもこれ一台で原音にワウの成分を自由にブレンドできるところにあります。
逆になぜ他製品ではあまり導入しないのか疑問に感じるくらい、ワウペダルの可能性が一気に広がります。
T.
基本的にはDIを装備したアコギのプリアンプとしての機能ですが、本製品はその枠を大きく飛び越え、あらゆるアコースティックギターのサウンドをシミュレートできる「飛び道具的ツール」と言ってしまっても決して過言ではない気がします。その小柄なボディからは想像もできないほどの万能選手です。
U.
一見、何の変哲もない木箱(笑)ですが、この中にピックアップが仕込まれており、踏むことでまるでアコギのボディを叩いたかのような響きがする代物です。あたかもパーカショニストがいるかのような…とまではいきませんが、せっかくの空いている足を有効活用しようということで取り入れています。
STOMP BOXIIからの信号をAG-STOMPへ送り、そこで補正されたものがPAへ送られています。
POWER SUPPLY EQUIPMENTS
CABLES
- A. Live Line / LSC Series (Guitar & Patch)
- B. Ex-pro / FA SERIES & FL SERIES (Floor & E.Acoustic)
- C. Honda Sound Works / LOVE CABLE [Type-A]
- D. TWEED TONE / George L's .155 Vintage Red - Cryo
- E. Ex-pro / SPX SERIES (Speaker Cable)
- F. C.B.I./ BSCG-16-3 & 6 (Speaker Cable)
- G. ZAOLLA / ZMIC Series (Microphone Cable)
- H. BELDEN [18-3 TYPE SJT] + Marinco [Hospital Grade] (AC Power Cord)
- I. TWEED TONE / George L's .155 DC Power Supply Cable
ケーブルもエフェクター同様、求める音色に応じて使い分けます。(スピーカーケーブルも含め、洋服のようにトータル・コーディネイトしていきます。)
もちろんライヴでそれは不可能なので、ニュートラルな特性のLive LineとEx-proをチョイス。
ザオラのマイクケーブルはエレアコ・プリアンプのアウトプット専用。
電源ユニットと共に電源ケーブルにもこだわっています。
ちなみに、シンセシイザーのダビング時にも同様のアプローチで取り組んでいます。
MICROPHONE
シュアーの定番ダイナミックマイクSM57-LCEのトランスを取り外し、アクティブ化したモデルです。プリアンプが内蔵されており、ファンタム電源で動作します。ノーマルの57と比べて明らかに違うと感じる部分はその出力の高さとレンジの広さで、間違いなく聴き慣れた57の音でありながら、ノイズレスでリッチな音像という印象です。
良質なヘッドアンプさえあれば、コンデンサーマイクなしでもこれ1本で充分存在感のあるサウンドが作れます。
WIRELESS SYSTEM
音質を考えればできることならばワイヤレスは避けたいところなのですが、DEENのステージは動きや持ち替えも多いので、利便性重視で取り入れています。